- インデックス(これまでの相談・質問の例) -

Q1. 薬と健康食品を併用しても大丈夫ですか?
A1. 治療中ならば、先ずは主治医と薬剤師にご相談してください。

ご質問の商品は代替医療の病院では、副作用の軽減など治療補助の目的で併用して使われていますが、お薬と一緒に飲用するのは避けて、時間差をつけて飲用してください。
主治医が相談しづらいタイプの先生の場合は、ケースワーカーに、または話しやすい病院の関係者に相談してからの方が無難ですが、その際、手順がありますので後述致します。

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Q2. 担当医が健康食品を一切禁止しているのですが・・・
A2. 先ずは医師との信頼関係が大切です、担当医を信頼し治療方針に納得がいくならばとりあえず健康食品の使用を控えて下さい。

大切なことは、不安をできるだけ取り除いて治療に向かうことです。
お住まいの地域を考えますと、転院先の病院を探すのは難しく、またご家族の看護も大変になるかと思います。 あれもこれも、とのお気持ちはよく解かりますが、中途半端なお気持ちで治療に臨むより、先ずは医師を信頼し、 前向きな気持ちで治療に専念した方が良い結果につながると思います。

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Q3. 主人が再発防止のために利用し、今のところ経過は良好です。
    私自身は病気ではないのですが、予防のために飲んだ方がいいでしょうか?
    再発防止でずっと継続しています、止めたいと思っていますが不安で止められません・・・
A3. お尋ねの商品のアンケート結果ではご利用者の
     66%が再発防止のため(治療中+治療後)。
     18%が診断結果が出てから(治療予定あり)。
     12%が健康維持(治療予定なし)。
      4%が不明。という結果でした。

再発防止+診断結果=84% の方がもっと早く利用しておけば良かったという感想を残していますが、これが現実です。経済的負担がストレスになるようなら本末転倒ですので、今は旦那様だけでよろしいのではないでしょうか?

はじめる勇気よりも、すっぱりやめる勇気の方が大変です。やめるより、減らす方が現実的です。2日置き、1週間置きと日数を空けても問題ない商品ですので、1ヶ月分を半年分くらいに考えて利用されてみたら如何でしょうか。

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Q4. 雑誌や本に出ている体験談って信用していいの?
A4. 雑誌や本の種類を問わず、体験談は読者が興味を引きそうな良い事しか書かれません。きちんと取材に基づいた体験談であっても、書き手のテクニックでどうにでもなります。

乱暴な例えですが、映画のロードショーCMみたいなもので、ある人にとっては素晴らしく感動的な結果になる場合もあれば、ある人にとっては時間の無駄だったという結果になるかもしれません。但し、これは観てみないと(利用してみないと)わからないのが現実です。

ひとつのヒントとして、商品の発売と同時に体験談が出るのはオカシイですよね。

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Q5. 健康食品の資料に好転反応ですから安心ですと書いてあったが・・・
A5. 先ず、「天然素材ですから安全です」「食品ですから副作用はありません」等という謳い文句をよく見かけますが、そもそもこれは間違いです。

漢方では瞑眩(メンゲン)という好転反応を指す言葉があり(但し日本漢方だけの言い方) 確かに体質改善や身体が快方に向かう過程で、一時的に発熱、発疹、下痢等の症状が現れる場合があるようです。しかし、副作用なのか、好転反応なのかの判断は非常に難しく、経過状況を聞きもせずに「好転反応です」という一点張りの対応は信用がおけません。

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Q6. 癌は遺伝する?ガン系の家系ってある?
A6.  近年、ある種の癌については遺伝的発生リスクの検査もありますが、誰もが負う加齢による発生リスクと大きく変わりません。

考え方は人それぞれですが、リスク回避に事前切除までお決めになっているなら、検査を受ける意味はあると思いますが、天気予報より曖昧な%テージですので、20年後・30年後のどうなるかわからない天気予報を気にしても意味はないと、私個人は思います。

癌には、発癌のきっかけを起こす物質と、進行を増長する物質があります。遺伝子は変異の修復を行い制御しています。しかし、癌細胞(遺伝子変異)はどんな人でも、毎日数千個生まれています。結局、癌は発生と抑制のバランスが崩れたときに起こるといえます。

近年になりストレスという不安がそのバランスを崩させる要因になるとも言われておりますので、先ずはそのような不安を抱えないようにする事が大切です。

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Q7. ○○というマルチ販売の商品はどうですか?
    □□道場という宗教団体?で売ってる商品はどうですか?
A7. 商品そのものに対してなら原料や成分が判明すればお答えできますが、販売方法や販売組織(団体)を個別に批評する立場にはありませんのでご了承ください。

一般常識に照らし合わせ、強引な勧誘、高額の商品、独善的・排他的な姿勢がある場合は、注意が必要かと思います。組織(団体)の入会・退会も自由で、いつでも家族も自由に出入りできるならば、ご当人のお気持ちを優先させていいのではないかと思います。

以下は私感としてお読み下さい。(後日記述)

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Q8. 情報がたくさんありすぎてどれを選んでいいかわからない・・・
    聞いたことのないメーカー名の商品で大丈夫?
    ○○協会とか□□研究会とかの推薦商品は信用していいか?   
A8. TV番組やCM、インターネット上の情報であっても、共通しているのはイメージ戦略です。イメージ戦略とは、商品の中身はともかく「なんとなく良さそう」という心理を消費者に思わせる戦略です。

特にインターネット上では簡単に情報発信ができるために、イメージばかりが先行して中身はお粗末なものもあります。イメージ戦略(口コミ投稿専門業者)に惑わされず、どうやって決めたらいいかは、ご自身のバランス感覚と直観力を養うことです。

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Q9. 機能性食品と健康食品の違いについて教えてください。
    健康食品で医学的に実証されたものなど1つもない筈だ。
A9. 法律上で機能性食品という正式な名称はありません。

特定保健用食品+栄養機能食品=保健機能食品と明確に分類されますが、機能性食品=健康食品で、発売メーカー等が食品中の特定成分の機能性に着目して製造したものを自称しているに過ぎません。

医学的実証という定義は、医薬品と同じ治験(試験)もって得られるものであり食品カテゴリーで使用される言葉ではありません。しかし、健康食品が国民生活の中で大きな比重を占めるようになり、医薬品の治験に近い方法でデータ収集している健康食品も出現しています。

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Q10. ○○医学博士も推薦とかの言葉にどれほどの信憑性はあるの?
     □□学会で証明されたと言われたけど、これってすごいことなの?
A10. 医学博士と言っても、臨床医(実際に患者を診療している)かどうかで異なります。
     推薦医が1名なのか複数の推薦なのかでも、だいぶ事情は異なります。

学会にもグレードがあります。陸上競技に例えると、市内大会・県大会・国体・オリンピックで、実力が違うのと同様です、内容を精査してみないと判断のしようがありません。

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Q11. 代替医療ってなんですか?どこの病院でもやってますか?
A11. アメリカでは、代替医学、ヨーロッパでは補完医学、と言われます。

あるいはそれらをまとめて、補完代替医療Complementary and Alternative Medicine(CAM)と略する場合もありますが、いずれにしても、漢方・鍼灸・アーユルヴェーダ・ハーブ療法など「現代の西洋医学では科学的未検証である医療体系の総称」を言います。
最近では、マスメディア(テレビ・新聞・インターネット)でも良く聞かれる言葉になりましたが、拡大解釈が蔓延して誤解・対立・混乱が生じています。

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Q12. 同じ健康食品で有効性があるという意見と、有効性はないと意見の根拠は何?
     結局、健康食品は薬じゃないから効果はないんでしょ?
A12. 同様のご質問が多いので、再度、薬と健康食品の違いを説明し、混乱の背景となっていると思われる事情を、別紙コラムとして記述していきます。

当会としては、薬にも健康食品にも安易に頼ることなく、また薬も健康食品もそれぞれ正しく認識して頂きたいと思います。

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※1.ここに取り上げた相談例は取り扱い商品以外についてのお問い合わせも含まれます。
※2.質問・相談者は別だが、回答が共通するものをいくつか組み合せたものがあります。
※3.回答当時と名称が変わっているものは、訂正してあります。(例:厚生省→厚労省)

※注.当会では個々の薬の説明や医療相談を受けるものではありません。 会員様からの健康食品に関するご質問・ご相談に対して、これまで積み上げてきた経験と 収集した情報からお応えさせて頂いておりますのでご承知置き下さい。

当会では出発の原点を忘れることなく、今後ともご利用者の立場に立って活動をして参ります。


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